バイアグラと環境ホルモン

■バイアグラと環境ホルモン
環境ホルモンとは胎児の正常な発生・発育には時期にあった非常に微妙なホルモンサイクルが必要とされるが、
環境ホルモンはそれ自体がホルモン類似作用を行い自然なホルモンサイクルを撹乱してしまう。https://www.yorucom.com/okayama/2/
そのため母体内に入り受精卵や胎児がそれに曝露されると、胎児の発育に重大な影響を及ぼすことになる。
例えば流産防止のためとして600万人の人の女性に投与された合成エストロゲンDES(ジエチルスチルベストロール)や殺虫剤のDDTは、胎児にエストロゲン用作用を及ぼすため、
体勢期にそれらの曝露を受けると、生下時すぐに認められる生殖器官系の異常や、
生下時には外見的に異常はなくても子供が成長し思春期になってホルモンの影響を受けると発症する膣癌や精巣癌などを起こす危険性がある。

■バイアグラなら
親から生まれて思春期を過ぎた若い女性に、普通なら滅多に発生しない膣癌が多発した悲劇こそが、
人類の環境ホルモン被害の第一号と言われている。ピルに含まれるエチニールエストラジオールもDESと同様の合成エストロゲンである。 
低用量とはいえ余分なホルモンを与えるわけで、脳の中枢の視床下部や脳下垂体に作用し健康な女性の自然なホルモンサイクルを完全に狂わせ排卵を止めてしまうほど強い活性を持っている。
またピルは何年間にもわたって長期間使用される。米国のデータで実証されているように、ピル服用者の3%が妊娠しており、
生まれた子供は胎生期に合成エストロゲンに曝露されていることは明らかである。
1995年の米国の産婦人科雑誌に妊娠前18カ月から妊娠6カ月まで低用量ピルを服用した女性から、男性の遺伝子を持ちながら女性の生殖器を備えた子供が生まれたケースが報告されており、
他にもモーニングアフターピルとしてピルを6錠服用したが出産した例で同様のケースが報告されている。
PCB(ポリ塩化ビフェニール)、ビスフェノールA、DDT、ダイオキシンなど代表的環境ホルモンは全てエストロゲン作用または その他の内分泌撹乱作用によって重大な影響を与える。